創業に関する資料を貰いました。
日本政策金融公庫(国民生活事業)では、創業企業に対する融資をしています。
平成23年度九州地区の同公庫融資実績は、次のとおりです。
件数(前年比%) 金額(億円)(前年比%)
福岡 901(92.3) 45.3(93.4)
鹿児島 274(84.6) 13.3(78.5)
熊本 263(73.3) 12.1(64.1)
宮崎 189(100.5) 9.5(97.8)
大分 183(96.3) 9.5(102.4)
長崎 138(71.5) 8.8(84.4)
佐賀 82(92.3) 4.9(93.4)
合計 2,030(86.1) 103.4(84.9)
全体的には、東日本大震災の影響か、創業マインドが冷え込んだ傾向がみられるようです。
ただ、そのなかでも前年比では宮崎、大分が頑張っている反面、熊本は、前年比、件数は73.3%(下から2番目)、金額は64.1%(最下位)と、大きく落ち込んでいます。
単純に、九州新幹線が開業し、政令指定都市を控えていたことはプラス要因と考えれば、この結果はどうしてでしょうか?
ちなみに、熊本のトップ5の業種は、美容業(26)、酒場・ビヤホール(15)、通所・短期入所介護施設(9)、はり師等施術所(7)、料理品製造小売業(7)です。
また、福岡にあって熊本にない業種は、個人タクシー、中古自動車小売業、喫茶店、受託開発ソフトウェア、歯科診療所です。鹿児島にあって熊本にない業種は、建築リフォーム業、内装工事業、花・植木小売業などです。各県の業種の需要供給のバランスを反映しているのでしょうか?
自己実現、地域経済の活性化、雇用機会創出のため、創業が増えると良いですね