2009-08-09 (Sun) 13:15
タレントの酒井法子氏(以下、のりピーと言う)が覚せい剤取締法違反で逮捕された。
夫の逮捕後、失踪、「万が一」をも想像させる報道後、容疑者になり、逮捕。
悲劇のヒロインが、一転、悪役になり、皆の興味をかきたてていることは間違いない。
警察発表をうけたマスメディアの報道から推測する限りでは、
覚せい剤の所持、あるいは、使用の容疑が認められるだろう。
なぜ、清純なママドルの地位を芸能界で確立していたノリピーが
薬物を使用したのか。
華やかな芸能界のなかで、何か心の空白があったのか、単なる好奇心が発端か
周囲の環境がそうさせたのか。
のりピーには、内省を深めて、もう2度と薬物を使用しない環境の形成
決心をしてもらいたいものだと思う。
それにしても、薬物使用とひきかえにのりピーが失ったものは大きい。
今後、裁判となり、おそらく有罪(たぶん単純な使用であれば、執行猶予が付くであろう)が想像されるが、その後が、のりピーにとって本当の試練の始まりかもしれない。
落ちた偶像に対する非難は、「人の噂は七十五日」で終わることはないだろう。
一生付いてまわることを覚悟して、しかし、それにめげることなく、「よく頑張った」と
言われ、薬物使用から更生した偶像(idol)になってもらいたい。
それが、家族・周囲の人に対する責任でもあるし、のりピーが社会復帰するための
条件なのだから。 (M)