2016-05-15 (Sun) 00:29
熊本地震から1ヶ月。
人と話すと
地震前の記憶が薄い
地震前と地震後とが記憶が同一とは思えないと言います。
地震が平穏な生活を奪いました。
「頑張ろう言われてうなずきするものの目の前のがれき力奪う」
「この本屋あの喫茶店その服屋あったのは当然あるのは幸せ」
「震災の被害のなかのマダラ模様あの人重く我何故軽く」
当初に比べると避難者の数は、大幅に減りました。
しかし、まだ多くの人が落ち着く先を見つけていません。
また、差し当たり、家は確保している方も、精神的経済的な生活の不安は続いています。
「がんばろう」と言います。
しかし、現実はその言葉の無力さを感じさせます。
しかし、その言葉にあらわされる意思・志から何事も出発します。
出来るだけ早く復旧復興しなければなりません。
しかし、被害の甚大さは長期戦を覚悟しなければなりません。
「明けない夜はない」 そう確信します。
「震災のひと週後の街のなか呼び子の声のいと弾むよう」
「震災の爪痕残す街の中ため息深くでも立ち上がる」